今後、日本人以外の外国人と働く機会がある方は、このようなことを気にすることもあるかと思います。
ここでは、僕が様々な外国人と働いてきた経験をもとに、働く中での外国人の特徴について解説したいと思います。
あくまで僕が出会った外国人をベースに持った印象であるため、その国の人が全員同じ特徴を持っているわけではないという点は、
あらかじめご了承ください。
・優しい
・いつもポジティブ(マイペンライの精神?)
・プライドは高い
・イベント事に対しては、かなり創意工夫を凝らす
・時間にルーズ
・仕事の終了時間が来たら、仕事の途中でも帰宅する
・納期通りに仕事を終わらせないことが多い(仕事に遅れが発生することが多い)
基本的にタイ人は温厚で優しい人が多い印象です。ですが、時間にはルーズで、時間通りに会議が始まらないこともしばしば。
時間の管理をすることが苦手である印象が強い為、タイ人と仕事をするときは進捗管理をしっかり行ったほうが良いと思います。
また、プライドの高い人が多いので、何か注意をするときなどは、人前を避けて行ったほうが良いです。
個人的に僕が驚いたことは、タイ人は意外とイベントやパーティが大好きです。そういった行事に対する準備は、かなりの創意工夫を凝らし、イベントを盛り上げます。
・勤勉
・合理的な考え方(物事を割り切って考える)
・成果主義
・プライドは高い
中国人は勤勉であり、ビジネスに対する意識も高く、仕事に対してかなり合理的な印象があります。例えば、仕事量や仕事の内容が給与に見合っていないと納得はされません。また、年齢や勤続年数に関係なく、仕事でしっかり能力や実力を出していれば、それ相応の対価を受け取るべきという考え方を持っています。
また、プライドの高い人が多く、出来ないことを出来ると言ってしまうこともあります。面子も気にする為、人前での指導や叱責をした場合、面子を傷付けられたと思い、強く反発の感情を出してきます。
・競争的
・仕事に100%の完成度を求めない(効率を重視)
・コミュニケーションを重視する(話を聞き、主張することは主張する)
・プライドは高い
・家族や自分の時間を大切にする
アメリカは多国籍・多文化国家であるため、アメリカ人は競争的な印象があります。世界トップクラスの企業がアメリカに多くあるのは、こういった背景があるからだと思います。
仕事については、勤務時間の中で効率的に行い、勤務時間が終了したら帰宅し、家族や自分の時間を大切にします。その為、1つ1つの案件に対して100%の完成度は求めず、如何に生産性高く仕事をこなしていくかを重視します。
会議の場面においても、発言者の話を聞き、さらに自分の考えを積極的に主張しようとします。多種多様な民族で成り立つ社会であるからこそ、人とのコミュニケーションをしっかり行う習慣が根付いているのだと思います。また、自分の意見を持っている為、プライドの高い人が多いのも特徴的です。
・穏やか
・合理的な考え方(物事を割り切って考える)
・仕事に100%の完成度を求めない(効率を重視)
・家族や自分の時間を大切にする
・プライドは高い
・皮肉屋
イギリスは日本と同じ島国であり、特徴として似ている点が多いです。イギリス人はとても穏やかで、礼儀正しく、
仕事面においては、日本人とは異なり、
イギリスには、現在の政治経済の仕組みを先駆けて構築してきた歴史が
・イージーゴーイング(おおらかな、のんびりした)
・お客さんへのサービスより自分の仕事を優先する
・家族や自分の時間を大切にする
・平等主義(フェア&ゴー)
・自己主張をする
オーストラリアは広い国土に恵まれているからなのか、オーストラリア人の性格は大らか、
オーストラリアでは、フェア&
オーストラリアでは様々な人種が共存する他民族国家である為、
また、オーストラリア人は自分の意見をしっかり主張しようとします。
・勤勉
・時間を守る
・規律を重んじる
・個人の意思を大切にする
・仕事に100%の完成度を求めない(効率を重視)
・家族や自分の時間を大切にする
・議論を良く行う
ドイツ人は日本人と同様に勤勉であり、
一方で、働き方に対する考え方は異なります。
まず、ドイツでは個を重視した考え方が根付いています。
また、
仕事もダラダラ行うのではなく、効率的に早く終わらせ、
また、ドイツ人は議論を行うことが好きな印象もあります。会議の場では個人の意見をしっかり主張し合い、議論が白熱する場面も多いです。また、一度に多くの内容を話す傾向もある為、時々、何の話をしているのかが分からなくなることもしばしば。。何のテーマについて議論しているのか、ポイントを意識して話を聞いたほうが良いです。
・勤勉で真面目
・時間を守る
・規律を重んじる
・忍耐強い
・生産性が低い
・協調性がある
・自己主張しない
日本人は、世界の中でもトップクラスに勤勉であり、真面目に仕事に取り組む人が多いと言えます。仕事の始業や会議の時間をしっかり守り、規律やルールを重んじます。また、「時間を守る」の中には納期を守るという観点も含んでいます。納期までに十分な就業時間が確保出来ていない場合は、納期調整を第一には考えず、長時間残業をしてでも納期を必ず守ろうと努力します。このあたりの忍耐強さも特徴的です。一方で、1つの仕事に対して多くの時間をかける傾向もあり、仕事の生産性は決して高いとは言えないです。
日本人は、周りの人と協力し、チームで物事に取り組むことが多いです。チーム一丸となって仕事をうまく進めるべく、チーム内でのコミュニケーションを重要視しますので、協調性のある人も多いです。ただ、同調圧力が強いという側面もあり、協調性のない人(周りと異なる動きや考え方をする人)には冷やかな対応を取ることもあります。
また、他の国の人と比べると、日本人は積極的に発言しない傾向があります。幼少期から、日本人は相手の気持ちを思いやる心を教育されている為、積極的に自分の意見を発言することに抵抗を感じる人が多いように感じます。
いかがでしたか?僕自身の経験を踏まえて、働く中での外国人の特徴について解説してきました。冒頭にも述べましたが、あくまで僕が出会った外国人や一般的に言われている特徴を踏まえて纏めましたので、異なる内容がある場合はご了承ください。分からないことがあれば、いつでもお気軽にメニューの「お問い合わせ」からご連絡頂ければと思います。